ちった図書室 ~Bibliothèque de Cittagazze~

手当たり次第に読んだ本を手当たり次第に記していこうという、意気込みだけは凄い図書室。目指すは本のソムリエです。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

『さがしもの』

本が旅をする。
人の手から手へ。
場所から場所へ。
古書店や図書館が好きな私にとって、それはある意味「当たり前」であり「日常の風景」だ。

そんな本に纏わる人々を描いた9編の物語。

「旅する本」
「だれか」
「手紙」
「彼と私の本棚」
「不幸の種」
「引き出しの奥」
「ミツザワ書店」
「さがしもの」
「初バレンタイン」


ただ、私と著者、角田光代氏の価値観はかなり違う。
男性との付き合い方も。
本との付き合い方も。
私は別れた男性と友人にはなれないし、旅行先で本を読むこともしない。

だから期待した内容とはだいぶ違った。
しかし、そんなことは当たり前だ。
著者もそれは先刻承知。
巻末の 「あとがきエッセイ」 で本との交友録を語り、また読者にも投げかける。

この本は「本を愛する人」同士を繋ぐ、ジョイント的存在なのかもしれない。
そう考えるとしっくりくる。





関連記事

| 国内 | 00:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://cittagazze.blog.fc2.com/tb.php/497-17986fba

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT